CAFEKINOの募金箱のご報告

お店に設置しています、東日本大震災義援金募金箱。
わりと大きい瓶ですが、いっぱいになりましたので2回目の募金を振り込んできました。
1回目の募金は、震災後すぐだったこともあり、なるべく広く、平等に被災者の方に届くようにという気持ちも強く、日本赤十字社に振り込ませていただきました。

そして、今回の義援金・・・

KINOでは、岩手県盛岡市ミニコミ誌「てくり(http://www.tekuri.net/)」の販売をしているのですが、そのアンテナショップ「ひめくり(http://himekurimorioka.blog76.fc2.com/)」さんのブログなど、ちょこちょこ読んでまして、「義援金といえば日本赤十字社」としか頭になかった私なんですが、読んでいると、みなさまの募金先が、大きい機関でなく、自分の知っている、支援活動をされている方や団体だというのが印象的でした。

震災から半年以上たち、いろいろ考えたのですが、大きい機関に募金するのも大切だけれど、KINOの募金も、自分の知っている方にお願いして、すぐに役立つところに送りたいと思い、「てくり」を発行している「まちの編集室」さんだったら、「てくり」を通じてご縁もありますし、信頼しているので、ということで相談にのっていただきました。

そうして、「まちの編集室」さんから、阿部智穂さんに託したらどうかなあとお話をいただきました。

智穂さんは、てくりブックレット「森の食卓 たいまぐら便り」の著者で、 ちほさんのブログにも書かれている通り、被災地へ出向き、浜のおかあちゃんたちの 復興のために色々活動されています。


智穂さんブログ http://chihonote.exblog.jp/


12月3日に、「ひめくり」にて智穂さんのお話会を予定されているそうで、そのときに渡してくださるということで、「まちの編集室」さんに、KINOで集まった募金を振込みしました。

まだ、ちほさんの手に渡る前なので早いかなあとも思ったのですが、お店で集まった義援金のことですので、このブログにて、まずご報告させていただきました。
ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました!
今後も引き続き、このような形で、義援金の募金箱は設置していきます。






ありがたいことなのですが、自分の生活は、とくに変わらずに過ぎていくので、震災直後に思ったいろんなことが、どんどん遠くなっている気がします。
今回の募金のことで、「まちの編集室」さんにちほさんのブログのことを教えていただき、まずは、と思い、震災の日からさかのぼって日記を読んでみました。ニュースで知るのとは違った、震災の日からの出来事や、ちほさんの感じたいろんなことを読んでいると、やっぱり他人事じゃないし、ちょっとでもお役にたてればいいなと思いました。

大きい機関に募金することも大切ですが、どうしても、募金したお金の行き先も具体的にイメージしにくいですし、KINOくらいの規模のお店の募金の行く先としては、ご縁のあった方に託して、その活動を見守ったり、考える機会をいただいたりするのが、いいんじゃないかなと思っています。
ちほさんのブログを読み返すのに合わせて、自分の震災直後の日記もちょっと読み返してみたのですが、大事なのは、あのときに思ったことを忘れないこと、自分の頭で考えることをやめないことかなあと。

震災直後のピリピリムードはなくなりましたが、いろんな人がいて、いろんな考え方があるので、このやり方が正解なのかどうかはわかりませんが、KINOとしては、いろいろ考えました結果、このようなスタイルでいくことにしました!

どうぞよろしくお願いします〜〜





ちほさんのこと、もっと知りたいなあという方、こんな本も出てますよん

森の暮らし―たいまぐら便り

森の暮らし―たいまぐら便り




cafekinoのアンテナというリンクのところにも、ちほさんのブログを追加しました!