慣れること


名鉄の情報誌、「Wind」さんの取材がありました。
名鉄の担当の方、コピーライターの方、カメラマンさん、アシスタントさんの合計4人。
今までの取材で、1番多い人数だったかも?
事前に、ブログなどもチェックしてくださったようで、いろいろと丁寧に取材してくださいました。
そんななかで、「あ〜〜、しまったなぁ」と思ったこと。
掲載用に、コーヒーの写真を撮ってもらったのですが、撮影用だしなあと思って、ホットコーヒーの写真だったんですが、中身をスグ準備できるアイスコーヒーで代用してしまったこと。
たいてい、雑誌の取材というと、他にもスケジュールがつまってて、時間におわれているというイメージで、ついつい「すばやさ」優先モードになってしまう。
てきぱき仕事をこなしてゆくことは、悪いことではないし、ケースバイケースなので、そのことについて批判するわけではありません。
ただ、KINOは良くも悪くも「すばやさ」とは、ある意味対極に位置してるので、「お急ぎじゃなかったら、ちょっと時間かかりますが、豆挽いてコーヒーいれますね」って声をかければよかったなぁと思ったのです。
時間のない状況で無理に押し付けることはしませんが、自分から聞くくらい聞けばよかったなぁと。
細かいところまで、ていねいに質問してくださるプロの姿勢に、自分は追いつけてないなぁと反省。
コーヒーは、きちんきちんと、ハンドドリップで淹れる、KINOおすすめのメニューなのだから、ちゃんとしたのを飲んでもらえば良かった・・・
お店を始めてから、もうじきまるっと2年がたちます。これまで、何度か取材してもらって、「悪い意味で、慣れてしまってる!」と、今回気づくことができました。
ささいなこと(?)といえば、そうかもしれないけど。
大事なことってやはり、些細なことに宿ってる気がする。

KINOを気にいって、きてくれる人、興味をもってくれる人。
そんな人達に対して、恥じない店でありたい☆


(11月号にて、紹介していただく予定です。)