心の師、見つけたり

前の日記にも書きましたが、料理家の高山なおみさんに、すっかりはまっております。
高山なおみさん公式ホームページ  http://www.fukuu.com/



昔、よしもとばななさんのエッセイにもよく出てくるので、気になって図書館(その頃は名古屋に住んでたので天白図書館)で「諸国空想料理店KuuKuuのごちそう」を借りて読みました。おもしろかったので、ロッキング・オンから出ている「帰ってから、おなかがすいてもいいようにと思ったのだ。」を買って読みました。こっちもおもしろく、高山さんの文章、考えかたは好きな感じだなあ、と思ってました。でも、そんなに、はまってはなかった。
その後、クウネルや今日の料理など、いろんな雑誌でも見かけるようになり、「いっぱい出てるなあ、すごく人気があるんだなあ」と、それはちょっと人ごとのように思ってました。


でも、今読んでいる日記エッセイ「日々ごはん」で、どっぷりと「あ〜、私は高山なおみさん、すっごい好きだ!!」という気持ちが炸裂しました。


なぜ、今になって?
たぶん、昔は、うすぼんやりと、すごく好きな予感はしていたんだけど、自分のほうが閉じていたというか、カンが鈍かったんだと思う。
お店を始めたり、心や気持ちと同じように「体」というものの大切さ・不思議さを感じるようになって、高山さんに同調する部分が大きくなってきた、ということでしょうか。


これは、とある所で見つけた、高山さんについての紹介文の一部です。
「土のにおいのする料理と、濃くてエロいエッセイと。」
おお!!濃くてエロい!!まさに!!
やはり、他の人もそう思ってたんですね。そして高山さんの最大の魅力、他の料理家の方々と違うトコロは、きっとソコなんじゃないでしょうか。
この「エロい」はもちろん、おじさんが「ぬへっ♡」と喜ぶ「エロ」(つきつめて考えると同じものかもしれないけど)じゃなくて・・・えーと、南米の自然(植物・空気?)はエロい!!っていう感じのほうです。なんのこっちゃ?
「食べる」ことを真剣に追求していくと、自然といきつくところは「エロ」。
生々しくて、荒々しくて、まるごとでダイナミック。


これからは、高山なおみさんについてこ!!って勝手に思いました。
「食」について、自分なりに真面目に取り組んでゆく、私の心の師を見っけ!という気分であります。