新入りくん


椅子が増えました。
木の触感がすべすべ気持ちよく、座り心地も良くてお気に入りです。
にまにま




この新入りくんはシェーカー家具ではないのですが、なんとなく雰囲気がにてるなぁというのと、マーマーマガジンの最新号でも、編集長の本棚コーナーで紹介されてた!と思ってひっぱり出してきました。
初版が1994年ということで、17年も前に世に出た本です。
たしか、私がこの本に出会ったのも、中学生か高校生のころ、吉良町の図書館で見つけたのが最初です。
この頃は、今とちがって、おしゃれだったりかわいかったりする料理本はあまりなく、オリーブ少女になりたてだった私は、まずビジュアルに惹かれて手に取ったのだと思います。
あと、椎名誠ファンでもあったので、アリスファームの名前を知っていて興味を持ったのかもしれません。
大人になってから、古本屋さんでお手ごろ価格で売られているのを見つけて、「うわぁ〜〜」と購入して、今、手元にあるわけであります。
昔も、ざっとではあっても目を通しているとは思いますが、改めて今、前書き・あとがきを読むと、思うことがいろいろあります。
震災がきっかけで、環境のことや、これからのことに(まだまだわずかではありますが)目がいくようになったけど、今浮き彫りになってきている問題の数々は、気づかなかっただけで、ずっと前から始まっていたのだなぁと。

でも、17年前は(きっと)少数派であっただろうこういう本の内容が、今の社会ではわりと多くのひとが興味をもつ内容になってきているのですね。

だいじなことは、小さな声であっても、時間をかけて伝わってゆくのかも。


お店においてありますので、気になった方は、手にとって読んでみてくださいね。