フランス旅行日記 〜 序章のようなもの

久しぶりの海外旅行、2月11日から21日までフランスに行ってまいりました。
外国に行くと、しかも、いろんな人種の人たちが生活している国に行くと、自分のバックグラウンドがぼやけていく感じが自由で面白い。
ここにいる間は、私は単なるアジア系の女の子(っていう年齢でもなくなってきたけど・・・)なんだーって。
バックグラウンドがぼやけるなんて、足元がおぼつかない危険な状況でもあるわけですが。
短い期間であれば、それもまた楽し
旅の、こういう感覚を久しぶりに思い出しました。




一緒に旅行をした友達が飲食業経験が長く、1年間ワーキングホリデーでフランスに滞在していたこともあるため、今回もフランス料理のシェフのお話を聞いたり、お料理をいただいたりする機会がリヨンとパリでありました。

それで、しみじみ思ったことは

「フランス料理は、芸術である。」

職人さんの仕事。
すごいクオリティーや、研究熱心さに感動しました。
キュージニエは、調理師という職人。
フランスの食は、文化なんだなあと。


ここ最近は、日々のしごと、女の人のつくる「料理」というよりは「ごはん」というもののほうに興味がいっていたので。

どちらがいい悪いでなく、別物なんだーと。

フランス料理は、上へ、上へと追及してゆくサムライの味です。


それにしても、リヨンでシェフについて行ったマルシェは食材がもりもり、イキイキしてました。
マッシュルームなんかも、日本で見るものの3倍くらいの大きさがごろごろっと。
野菜、おいもの種類なんかも多い気がします。
行ったことないけど、日本の築地市場なども、こんな感じなのかなーー





オリーブ少女だった頃から、アコガレの国だったフランス。
今回、初めて訪れることが出来ました。

過ぎてしまえば、あっという間。
また行きたいなあ



次の日記では、リヨン、パリ、ストラスブール、訪れた街のことを書こうと思います。