からだは忘れない

食べることで
つづいてゆく


ひとも
からだも
これからも



・・・・どきっとすることばたち。(タイトルも)
これは、私の愛読書、高山なおみさんの日記エッセイ「日々ごはん④」の、本のオビに載っていたことば。

どちらかというと、豪快(?)な性格なので、本のオビやCDのオビなどポイポイ捨てちゃうんですが、これは、捨てる前にしげしげと眺めてしまいました。


ちなみに、5巻のオビには、


ゆっくりと
移ろいゆく


わたしも
ひとつの
小さな自然だ


と、ありました。



明日、あさっては連休です。
ごはんセットのスープカレーがちょっと残ったので、温めて食べました。
自分で言うのもナンですが、ちゃんと手をかけた味がして、しみじみおいしかったです。
くったり煮込まれたキャベツ、マイタケ、柔らかくなったお肉。
たべること。
からだのこえをきくこと。


お料理するとき、コーヒーを淹れるとき。
私の手から出ているだろう何か。



高山さんの本を読むといつも、頭でっかちにならないよう、五感をフルに使ってゆきたいなぁと思います。