行ってきました!映画館へ


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ほんとに何年ぶりだろう・・・
楽しかった、すごく。
映画館へ映画を観にいくという行為自体が。
今池シネマテークへ行ってきたのですが、そこへしょっちゅう通ってたのは、名古屋に住んでた5年くらい前。大好きな友達といつもバカみたいにもり上がって、何でもできそうな自信に満ちあふれてた頃でした。
最近すっかり忘れていたけど、あの頃の気分も、懐かしく思い出しました。
ありがたいことに、私は「今がいちばん楽しい」というおめでたい人間なので、「あの楽しかった頃に戻りたい・・・」という感傷に浸ってるのとは違うのですが、ただ、あの頃のああいう自分がいて、今の自分につながってるのかなあ、というのをしみじみ思ったのでした。
さて、「KINO」らしく映画の話。
観てきたのは「世界」という中国映画(写真左上)。
実際、北京にある「世界公園」というテーマパーク(10分の1に縮小されたエッフェル塔やピラミッド、タージマハールなど、世界40ヶ国109ヶ所のモニュメントが再現されている)を舞台に、そこで働く若者たち(ダンサーや警備員など)の、楽屋裏の日々。
「北京を出ないで世界を回ろう!」という謳い文句のテーマパーク。
でも、そこで働いているのは、どこかに行きたい、何かやりたいと焦りながらも、どうしようもない、どこにもいけない立場の人々。
決して明るいストーリーではないのですが、なかなか考えさせられる映画でした。
あとは、ちょっと汚そうな大衆食堂や、レトロ感ただよう駅の待合室なんかに、自分の旅ゴコロをくすぐられたりとか。
ほんとは、フランス映画観たい!って気分だったのですが、たまたま上映してるのがアジア映画だったため、成り行きで観たよーなところもあるんですが、これはこれで良かったかな?

そして、今後公開予定の気になる映画たち。
・「いつか読書する日」(写真右上)

これは、夏にやったのがヒットし、熱いリクエストを受けての再上映。
「田中裕子、岸部一徳仁科亜季子主演の、大人の純愛映画。30年もの間同じ街に住みながら、ある理由で疎遠にならざるを得なかった二人の、運命的な人生の交錯を、切なく、やさしく、そして激しくつづります。」だそうです。うーん、気になる!岸部一徳、けっこう好き♡(ちょっとくたびれたおじさんに弱い)

・「アイドルたち」(写真左下)

60sのフレンチポップな魅力炸裂の、おしゃれ映画。
フレンチと60sカルチャー好きは観なきゃダメでしょ!期待大☆

・「セッソ・マット

原題は、その名も「色情狂」!
おしゃれ?おばか?なエロコメディー決定版!という、イタリア映画が最も得意とする(?)ジャンル。
もとピチカートの小西さんも絶賛。サントラもかなりいいらしいです♪

全部観れるかわかんないけど、映画のある生活はやっぱりいいですね