ごはんのちから


ちょっと前に、図書館で借りて読みました。
中学生のころから、よしもとばなな小説はほぼ読んでるんですが、この人の小説の、ごはんの出てくるシーンやエピソードが私は好きなんだなあと改めて思いました。

たのしいときもあれば、かなしいときもあって。
特別な日もあれば、ふつうの、なんでもない日もあって。

調理師学校も行ってないし、有名レストランやホテルでみっちり修行や経験もつんだことのない私ですが、「ごはんのちから」を信じてお店をやっていこうと思います。

日々の生活に寄り添う、思い出したときに、ほこっと気持ちがあったまるような、そんなお店と味でありたいなあと。




よしもとばなな小説は、最近のも読んでますが、やっぱり、「キッチン」のかつどんのエピソードが1番好きかも。
最初読んだときは中学生だった自分も、今や主人公たちよりも年上ですが、ああいう、キラキラした勢いみたいな気持ちは、大事にとっておきたいなあと。






さっき、矢野顕子さんのクリームシチューのうたを聴いたので、こころもなんだかぽかぽかです。