しょくにん
最近、会社から家に帰る時間は、日が暮れかかってて、こんな色の空をよく見ます。
ピンクとみずいろの、絵本みたいな空です。
ちょっと前、kinoのお誕生日(?)だったことだし、前から気になってた本を思いきって購入しました。
陶芸家、ルーシー・リーの本。
以前、暮しの手帖に紹介されているのを見てから、いいなあと思っていたので。
作品ももちろんなんですが、シンプルに、まっすぐに自分の作品に向き合っているルーシーリーの写真がすごく印象にのこっていたのです。
晩年の写真でしたが、小柄な彼女の姿から、力強い職人の気配がしっかりとただよっていました。
「自分は芸術家ではなく陶芸家」と、一貫して生活のための器を作り続けた彼女。
私は、どんな器に価値があるのか、といったような陶芸の知識はありませんが、ルーシー・リーの器は、どれもとても魅力を感じました。
毎日使いたい、生活を豊かにしてくれる器。
「こんな生き方をしてきた人がいる、そう思うことで勇気づけられてきました。そして作品を見るたびに、常に新しく、いまも励まされています。」
デザイナーの三宅一生さんが彼女についてこう語っているように、この本を見ると、私もなんだか勇気をもらえる気がします。
もう1冊買った本がありまして。
こちらです。
奈良県にある、パン屋さんのサンドイッチ本。
こちらも女性です。
好きな気持ちに忠実に、独学でパンをひたすらに作ってきたパン屋さん。
職人気質に弱い私です。