ヤバイヨ、みうらじゅん!

もし、自分が男だったら・・・
私は、みうらじゅんになりたい!
中田でもイチローでもキムタクでももこみちでもなく。
みうらじゅん
・・・というのも、図書館で借りてきた「見仏記 親孝行篇」がすっごいおもしろかったんですね〜
今まで、みうら本は、「いやげもの」とか、映画化もされた「アイデン&ティティ」など読んだことあったのですが、今回の「見仏記」は、「仏」という壮大なテーマが良かったのか、いとうせいこうという人の目から見たみうらじゅんの描写が良かったのか(「見仏記」は文・いとうせいこう、絵・みうらじゅんの共著)、はたまたこのコンビのおもしろさなのか、ものすごくツボにはまってしまいました。
仏像の描写でも、「すごいよ、いとうさん。あんな不自然に手が長いのに、それを感じさせないもんね。むしろトリップ感出してる。」「平安ってメルヘンだよね。武士の時代じゃないからさ。優美ってメルヘンのことでしょ。」などなど、みうら節きかせまくり!
あと、楽しむポイントは、女の目線を捨て、男目線で読むこと!
でも、読んでると自然に男の自分が出てきちゃうんですけどね。
みうらじゅんを見てると、「男子ってばかだよなあ・・・」と思った10代の頃を思い出します。
でも、「ばかだよなあ・・・」と言いつつ、それは羨ましさの裏返しでもあるんですよね〜

女はどうしても現実的なとこがあるため、ブレーキがかかってしまい「ばか」なことにのめりこめないから。
つい最近、岡本敏子さんの対談本を読んで、「女ってすばらしい、女でよかったよ」と思ったところなのに、みうらじゅんのせいで「男はイイナァ・・・」モードに入ってしまいました。
まあ、だからといって男にはなれないので、将来は男の子を産んで、でっかい男に育てる(モンゴルとかに連れてって、でっかいものをいっぱい見せたりして)という夢を抱きつつ、男心のわかるいい女を目指すことにします。